ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

持ってる かも?

2月10日(土)

天気が心配でしたが昼までは降り出さないようなので、雨が降り出すまで頑張りましょうということで、予定
通りこの日はゲスト 名付けて「タイラバってオモリでしょ?」チームを乗せての釣行です。

先週下見してた見栄島沖へ直行したところ、風も波もほとんどなくこんな平和な日は今年に入って初めて
です。
ゲストを乗せてるんで穏やかなのに越したことは無いのですが、こんな日は釣れないことが多いので心配
しましたが、表層の潮は動いてるようで船はほどよいスピードで移動していきます。

底潮はいまいちな感じですが、最悪な環境ではなさそうです。

さて釣果の程はこんな感じでした。
イメージ 1

 
スタート2時間ほどで先週のリサーチ通り、私がマダイとウッカリカサゴ、ゲストもアマダイやらウッカリを
釣って一応全体としてはお土産ゲットで一安心。

でも初心者ワッペンの方はアタリが取れず、なんとか1匹でも釣ってもらおうともう少しアタリが多そうな‌
阿曽沖の根回りのポイントへ移動、このポイントはレンコダイにオニカサゴ、キツネダイやらの活性が高く、
アタリも多かったのですが、やはり初心者の方はアタリが拾えません。

そんな中一人のゲストに大物が・・?

なかなか上がって来ないので私は自分の仕掛けを回収してタモの準備をして待ってると、上がって来た
のはなんとメーター近くあるハンマーヘッドシャーク、それが、このゲストの方がドラグをゆるゆるにしてた
ものですから、船べりに来てから暴れ出して船の周りを大きく一周、全員の仕掛けを巻き込んでくっちゃ
くちゃにしちゃいました。
私はタモ入れの為回収してたので難を逃れましたが、巻き込まれた人は115mの水深で底を取ってた
ので大災害で大騒ぎ・・、そんなにドラグを緩めてるとは知らなかったので注意喚起をする間も無く、
ちょっと船長としては責任感じてます。

そんなことをしてる間に時間はお昼を過ぎ、空もだいぶ怪しくなってきました、私は私でゲストの相手を
してるのでいつもの半分ぐらいしか竿を出せませんが、何とか雨が降り出す前に何かこの釣行が記憶に
残るインパクトの有る魚が食って来ないかと最後にメークドラマを狙ってたのですが、ある一投での
フォール途中、中層あたりで糸の出が止まりました。

「んんっ?」って感じで合わせを入れると何か掛かりましたが・・・

引き方と掛かった水深からサバ?スマカツオ?てっきりそう思って何も言わずに水面まで上げてくると、
これまたびっくりあの幻のトラフグではありませんか~(^^)/

私の船上では2匹目、私としては長い釣り歴で初めて釣りました~。

「すんごいの釣れましたよ~」って内緒でタモ入れして皆に「じゃじゃ~ん」ってお披露目すると「おお~
すげ~!!」てな具合で、しばし船上大盛り上がり、ですがこいつが私の針回りを噛み砕いてくれたので
時間が14時前ということも有り私はこれでお役御免、戦意喪失したのもあり納竿することに、これを機に
他のゲストも納竿始めたのですが、最後に未だ1匹も釣れてない初心者の方を皆で時間まで応援する
ことに・・・

竿先を皆で見ながら「今だ~!合わせろ~!!」とかぎゃあぎゃあ
これが功を奏したのか最後にようやくこのゲストもレンコダイをゲット、これで全員坊主なしで丁度14時
帰港することになりました。

帰りベタ凪の水面を飛ばしているとシールドにポツポツと雨が当たりだし、帰港のタイミングもバッチリ
でした。


【追記】

初めてのトラフグなので珍しく記念写真撮ってもらいました。
イメージ 2

















写真でもベタ凪が分かりますよね。

で、釣ったトラフグなのですが、毎回このゲスト一行は釣った魚を行きつけの割烹に持ち込んでそこで
一杯やるのを楽しみにしてますので、その割烹で捌いてもらえるとのことで持って帰ってもううことに
しました。

まあ、天然のトラフグが美味しくないわけがないのでゲストの方には話題と共に今回の釣行楽しんで
もらえたと思います。

ああ、あと私は釣ったことの有る魚を魚類図鑑にマークしてるのですが、何年かぶりに新しいマーク
を打つことが出来ました。