ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

これは行けるかもⅡ【実釣編】

5月16日(土)

4月に自作したタイラバの針ですが、既製品よりはましになったとはいえ、バラシは相変わらず発生、
使用後の錆も出るので、もう少し理想に近い針を探してみました。
今度のはCultivaのジガーライトJF-22早掛けです。
形状は針先が完全なストレートで細軸 とほぼ理想ですが、名前の通りとうとうジギング針の領域に
足を踏み入れてしまいました。
選んだのはシリーズ中一番小さい1/0ですが、タイラバの常識を逸脱した大きさで、正真正銘の
大マダイ仕掛けになってしまいました。

で、この日は強度試験の結果が出ました。
イメージ 1




















この日は南の前線のせいでピッチが狭く波高の有る波が南から入って、タイラバが不自然な動きをする
のと、風が無く広範囲に探れない2重苦となり、マダイは巻き上げではまったく当りません。
時々フォールで触るのですがタイミングが合わず掛けられないまま時間ばかり過ぎて行きます。
いつもなら午前中で見切りをつけるのですが、なんとかフォールで当たってくる奴を掛けてやろうとこの日
は珍しくねばっていると、有る一投で巻き上げきってクラッチを切った瞬間手元に違和感が・・・ 食った!
いつものように「とりゃー」とばかりに合わせを入れるととても重たい感触が・・・、なんか変に首振ってるし
鯛じゃないな・・、もしかしてと思った瞬間ドラッグが唸りだしました。
最近シイラの襲撃によく合うのでメーターシイラでも掛けちゃったかと思いましたが、シイラにしては深い
ところで掛けたし、青物ならブリクラスは間違いないところ。でも横方向によく走るしやっぱシイラ(^_^;)
とか、色々考えながら熱戦40分、やっと少し離れた水面に波紋が見えるようになりました。
おお~良かった ブリです。その後も何度か潜られましたが最終的には何度か空気を吸わせて観念した
のでタモ入れはあっさりでした。 93cm 竿もリールも糸もよく頑張りました💮。

針は口の周りに3本がっつり刺さってました、細軸ですがダメージは無しです。
針の結び含めて耐久性は合格点ですね。

だいたいは粘っても良いことないんですが、この日は最後にドラマがありました。
1本で十です。(サバも大きくなってきましたのでとっても美味しいし)

この日は海のコンディションが悪くて結局マダイは釣れなかったのですが、実はこの仕掛けは先週
筆おろしを行っており、既に実績証明済みなんです。
イメージ 2




















GWに帰郷した息子と出かけたのですが、市販のノーマル仕掛けの息子と比較してマダイは総て私の
針に食いついてきました。(小さいのはスレでしたが・・) 

実は最近針も自作してるのですが、タイラバのボディも市販品を改造してます。
針は主に掛けてからのことを考えて作ってますので、タイを誘ったのはボディの方かもしれません。

もう少しいろんなこと比較して、確実に他の市販品より良いデータが取れたら型から起こしてまったくの
オリジナルを作ってみたいと思います。

針が馬鹿でかく大型マダイ・青物用なので名前は「ちっちゃいのは引っ掛けてね」にしようかな・・

私の長期にわたる思いからコンセプトは
 
 ①出会いの回数を増やす。(スターターとして選ばれる)
 ②状況によって、色々オプションが付けられる。(1種類のボディであれこれ工夫できる)
 ③大きいのが食っても絶対に折れたり切れたりしない(高い信頼性)
 ④塗装が直ぐ剥げたり針が錆びたりしない。(貧乏人に優しい)

で行こうと思います。

完成したら画像でアップしますね、ご期待あれ。