ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

渋すぎる~

1月4日(木)・7日(日)

みなさん明けましておめでとうございます。

年が明け早速初釣りに出たかったのですが、元旦からずっと海は風が強く荒れ模様。
それでもなんとか4日と7日の2日間出てみました。

先ずは4日、船着き場に着くと、出るのを考えるような暴風が吹いてます・・・家出るときはそんなでも
無かったのですが・・・、日の出前の一吹きかも・・・と、
「7時まで待って落ちないようなら帰るぞ」と帰郷してる息子に伝えしばし車の中で音楽聞いてると、
6時45分くらいから風が落ちだして、なんとか出れそうな感じです。

「出るだけ出てみるか・・」ボートを寄せて急ぎ釣り支度を済ませ出船出来たのが7時20分ぐらい・・・
毎年新年最初の釣行は水平線から出てくる日の出を写真撮るのですが、出船するのが遅くなったので
今年は山から出て来ちゃいました~(^^)/

イメージ 1




















少し風が落ちたとはいえ6m~7mぐらい吹いているので取りあえず釣りになりそうな阿曽の山影になる
ポイントに入って初釣り開始、最初はプラスティモのシーアンカーで対処できてたのですが、しばらくすると
周りはウサギだらけなって山影でも着底が厳しくなって来たのでトップウォータータックル製のシーアンカー
にチェンジ!!
「おお~さすがこいつはすごい」久々の登場でしたが、がっつり風で押されるのを止めてくれます。

その後しばらくはラバージギングやってたのですが、予想通りまったく反応が無く私の方はジギングに
変更です。

昔、ラバーがメインなるまでは固い竿でハイピッチジギングがデフォルトで、年を取って体力勝負が出来なく
なったので楽な方に偏ってたのですが、最近流行りのスロージギングならそれほど体力は要らないかなと
少し興味が出て来たので実はこの年末に息子と地元のフィッシング〇〇へスロージギング用の竿を買いに
行ってました。

その時のことですが、店に入って目当ての竿が無いので店員さんに200g前後のジグを扱えるスロー
ジギング用の竿は無いかと尋ねると、私の顔を見ておそらくシロウトさんと思ったのか?紹介してくれた
のがUNLOCKというネーミングの聞いたことが無い竿・・・
「聞いたことないけど?」と私、「この竿は店とメーカーでコラボして作った竿で評判良いですよ」と店員。
「華奢に見えるけど200gしゃくれるの?」と私、「皆さんそれぐらいまで使われてますよ」と店員さん。
値段が確か¥7,980だったか・・、まあ、続けるかどうか分からないし、取りあえず安い竿で良いか・・と
息子と相談して店員さんが勧めるがままに購入することに・・・・

で、この日2回目の実践投入となったわけですが、ジギングに変更後直ぐにシオをゲット「おお~悪く
ないんじゃない」調子に乗ってしゃくり続けてると「バキッ!」と変な音がして「んんっ?」と周りをきょろ
きょろしてたらなんと糸を伝って竿先が落ちてくるではありませんか・・・・

そうなんです、デビュー二日目にして竿を折りました~(^^)/
通常よりは大きくしゃくってたので、竿の角度はある程度曲がっていたとは思いますが常識範疇・・・
なんという粗悪品・・

店に怒鳴り込んで行くことも可能ですが、シーボーグの件で何度もクレーム付けてその度に少し
疑われてる様な顔をされるのでうんざりしてたところなので、安物買いの銭失いと自分を戒める
代わりにこのブログを見てくれてる方に私の二の舞にならないよう事実だけを伝えておきます。


さて話は戻って、ジギング用の竿はこの1本しか持って来てなかったので、しかたなくラバージグに
戻ったのですが、その後は回収途中で食いついてきたスマと息子が釣った小さいマハタだけ・・・
昼過ぎに見栄島沖も探りましたがまったく生体反応ゼロでした・・・

よって、絵にならないのでこの日の魚の写真は無し、 新年早々トホホでした・・・



次は7日、前回竿を折ったのでこの日は急ぎ通販で仕入れたアブガルシアのSJCってスロー用の竿を
持ってリベンジです。
風の方は4日よりは少しマシでしたが11時ぐらいまではトップウォーターのパラシュートを引かないと
厳しい状態、前回ラバージグはあまりにも反応が悪かったので、この日はジギングメインの1人釣行です。

この日も案の定というか予想通りというか、開始から2時間ほどはまったく魚の反応はありません。
その後もやっと来た!と思ったらランカーサイズのエソ連発でモチベーションダウン、疲れて来たのも
あって10時ぐらいからいつものラバーへスイッチです。
しばらく続けましたがラバーの方も反応が無く、何か変化を加えないと敗戦濃厚になってきました
カラーを色々変えて見ましたがあまり代り映えはせず、次は11時ぐらいから少し風が落ちたのも有って、
ヘッドを150gから120gへダウンしてシルエットを小さくしてみることにしました。

すると小さいマハタが食いついてきて、その後も小さいオニカサゴやサバフグなどが反応するように
なりました。
地合いも有ったのかもしれませんが、食いが渋いときはやはりシルエットを小さくすると少し効果が有るの
かもしれません。

その後、更に風が落ちたので午前中は風が強くては入れてなかった阿曽沖のポイントへ移動して2投目
ぐらいだったか、フォールでヒット~。それほど大きくないですが良く引きます、タイでもないしアマダイとも
少し違うな~、ましてや青物でもないし・・・とか色々考えてましたが、上がって来たのは久々のヒラメ
でした~(^^)/

イメージ 2




















60弱ぐらいか・・、肉厚で美味しそうです、やった~、久しぶりにまともな魚獲りました~
外道ですが寒風の中あきらめなかったのが報われた気がしました。

その後なんか魚の活性が上がったんじゃないかと期待したのですが、いきなりサバフグに針をむしられ
たので見栄島沖に場所移動したのが裏目に出て まったく反応が無くなり、尻つぼみですが、まあお土産
出来たし、今日はこれで良いかってことで14:00で納竿することにしました。

私のフィールドでは最近の1月・2月はこんな感じで厳しい釣りが続きますが、1月でもバカみたいに
マダイが反応した年も有りました。
そういう意味では冬場厳しくなるのは対象魚に対する適正水温の影響というよりベイトにとっての適正
環境かどうかが重要なんだと思います。プランクトンの量とか・・

フィッシュイーターはベイトについて移動してるってことですね。あ~~いつもベイトが沸いてる伊勢湾
口や志摩沖がうらやましい・・・