ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端　南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

もやもや解消！！

釣行記録 #釣り
３月１１日（日）

先週、私のレパートリーに無いカラーコーディナートにマダイが反応することを知り何としても今週の
釣行で検証したくて作成を間に合わせたかったのですが、ボディーベースは作れたものの新色の
塗料が届いたのが木曜の夜で乾燥時間を考えると絶対間に合わないとなり、しょうがないので釣具屋
へ出かけてイメージに近い色の既製品のヘッドと針回りだけは既製品を使いたくなかったので新色の
スカートやらネクタイを買い揃えて前夜に自作して何とか間に合わせました。

当日、この既製品のヘッドと自作の針回りを組み合わせて検証スタートです。
最初は半信半疑だったので竿を２本用意して、既存の物と半々で使ってたのですが先にマダイが
掛かったのは既存のオレンジゴールド、やっぱり先週のは偶然・・？とか頭をよぎったのですが、
それでも未だ判断するのは早いと使い続けていると来ました。新色でヒット～(^^)/です。

「おお～！！掛かったぞ～、こんな色で釣れるんだ」と、自分が勝手に思い込んでいた魚から見た
美味しそうなエサのイメージとかマッチザベイトなる考えが崩れた瞬間でした。

既に２枚釣って余裕が出来たこともあり、その後は新色１本で通すとどのようなことになるのか？
アタリが続く限り使い続けることにしてみると直ぐにまたチェイスです、合わせるには軽過ぎるアタリ
だったのでリトリーブを続けているとゴン！っと本アタリきました～、いや～久しぶりの良型です(^^)/、
モーターで巻くのがもったいないので手で慎重に巻いて無事ゲット、７０有るかないか、身の厚い
べっぴんさんでした。
この個体は他の小ぶりのとは違い間違いなく産卵のために入って来た（卵ぎっしりでした）感じで、
そろそろシーズンインかもしれませんね～。

その後はもう１枚小さいの追加したところで時間を見ると未だ９時を回ったところ、「すげーなこいつ」
とかつぶやきながら、まだまだ釣れそうな雰囲気だったのですが、何やら周りでカモメが騒ぎ出したな～
とか思ったら西の方角に大きな水しぶきと黒い背びれ見え隠れ、それがどんどんこちらに近づいて
来るではありませんか・・。
正体は直ぐに分かりましたイルカです。それもかなりでかい群れで次から次へ私の船の横を通り
過ぎて行きます。
パンダみたいなツートンカラーのと黒一色の２種類がいっしょになって泳いでるような・・・

で、案の定、彼らが来た途端アタリはぱったり止まってしまい、通り過ぎる間だけと思って様子を
見てたら　なんと黒い方の連中は私の船の周りで停滞して漁を始めちゃったみたいで、水しぶきと
ガボって出てくる黒い背中とイルカが追い回す小魚にありつこうと海に突っ込む無数のカモメで私の
ボートの周りはまるで”Ｏｃｅａｎｓ”・・・（ビデオ撮っておけば良かったと後で後悔）

いつも見るイルカは小さな群ればかりで今回のはなんか非現実的な光景で、しばらくぼ～っと見入
ってしまいましたが、一向に移動する気配が無く釣れる気しないので、この機に最近あまり行って
いない他の場所の様子を見て来ようと⇒阿曽沖⇒塩釜浜沖と移動、私の知らない内に良い思いを
してる連中は居ないかと船団を探しましたが、どうも他はパッとしないのかそれらしき船団は見当
たらず、１１時過ぎまでそのエリアで実績のあるポイントを探ったのですがまったく反応無し、しょうが
ないのでそろそろイルカも移動しただろうと最初のポイントに戻ると未だ小さい群れは残ってましたが
ずいぶん水面も静かになってたのでようやく検証再開です。

再開後マダイは地合いを過ぎたのか？イルカショックの後遺症か？で当たらなくなっちゃいましたが、
代わりにアマダイやらウッカリカサゴが遊んでくれて、マダイだけじゃなく他の魚にも効果が有ることが
判明、気が付くとクーラーの中はずいぶん賑やかになってて、これ以上持ち帰ると私の家と縁者だけ
では捌けなくなるし、まだまだ釣れそうな感じでしたが、ちょっと後ろ髪惹かれながらも１３時で納竿と
しました。

この日の釣果はこんな感じで
イメージ 1




















イルカのおかげで放浪した時間帯を除けば常に何か反応してました。


この日、私としては大釣り出来たのですが、潮の関係はもちろん有るとは思いますが、ここ最近ほぼ
同じポイントに入って定点観測してましたので、今回のルアーチェンジは間違いなく効果が有ったの
だと思います。

ただ、使ってみて感じたのですが、ものすごい誘因効果が有る反面見切られるのも早い感じがします。
ポイント移動して３投目ぐらいまででアタリの出る可能性が高く、それを超えて同じ流しでしつこく
使っても当たらない感じがしました。
後半戦では意図して対応しましたが、このカラーの上手な使い方はこまめなポイント移動でしょうか？

あと、効果が有ったのはヘッドなのか？スカート周りなのか？はたまた両方のシナジーなのか？実釣と
イルカに夢中になってて、今回は既存の物と組み合わせるとどういう変化が有るのかまで思い付き
ませんでした。

そのあたりが今後はっきりしたら仕掛け公開しようかと思います、意外とみなさんが使ってる色なの
かもしれませんし、この時期この水深限定なのかもしれません。
いずれにせよ成果が伴ったカラーバリエーション追加はうれしいものです。

ということで、この日は天気も快晴、風もほどほどで気持ちよく、おまけのイルカショーは見れるわ、
新しい試みは成功するわで近来稀にみる充実の１日でした。こんなことが時々有るからマイボート
フィッシング止められませんね～


【追記】
先週の大潮の日に会社のハマグリ名人が今年初の漁場調査に行って来たそうで、それなりに掘れた
ことと既に身がぎっしり入ってて美味しかったとのレポートがありました。
だいぶ暖かくなって来たし、これからしばらくの間　大潮の昼干潮の日は釣りに行くかハマグリハンター
するか難しい選択に迫られそうです。連休なら１日づつが良いかな・・・