ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

GARMIN魚探国内正規代理店と個人輸入の価格差

11月24日(土)

またまた魚釣れませんでした~(^^)/、ウッカリ2匹とレンコダイあとは勘弁してくれってくらいエソの
猛攻を受けて肩を落として帰ってきました。
でもQuickDrawで作った海底地形図を広大出来たので有意義では有ったのですが・・・

ということで今回も魚探話です。
GARMIN製チャートプロッタについて第3弾は個人輸入した場合の価格差について紹介したいと
思います。

先ず、なぜ個人輸入でUSA仕様を購入したかと言うと、値段があまりにも違い過ぎる点につきます。
国内代理店での購入価格は売価統制をしてるみたいで何処で買っても一律でUSAで買う価格に
比べてバカ高い。(最近は少し安く売ってるお店もあるみたいです)

例えば私が購入したGPSMAP7408xsv本体のみを例にとると

  国内購入価格 ¥319,000(税抜)
 
  USAの大手船具通販サイトでの価格 $1399.99 ⇒約¥160,000(レート114円/$計算)

当然輸入となるので国際便送料+関税が掛かるのでもう少し値が上がりますが、単品の価格は
ほぼ国内価格の半額ということになります。

もちろんUSA仕様ですから不便なことも考慮に入れて購入しないといけませんが、それを差し
引いても私としては個人輸入に魅力を感じました。

以下、日本仕様に比べ不便なことです。

 ①画面に出るメニューが総て英語(複数の言語選択できるが、日本語の選択肢はない)
   
   ⇒これはファームウェアのVer UPで解決できました。(前回の記事参照)  

 ②標準でインストールされているマップはワールドワイドマップで有るため、海岸線が大雑把
   過ぎて使えない。
  (国内代理店で購入するとWater View Mapというもう少し詳しいマップをおまけで付けて
   くれるみたい、但しBass釣り用の為 海岸線は詳細になるが等深線はない)

   ⇒NEWPEC FOR GARMINを購入すると最強になりますが、価格が¥44,000(税抜)とのことで
   今回は予算オーバーのため見送り、上記Water View Mapを¥5,000で購入してQuick Draw
   で等深線を自分で作って利用することにしました。
   よって、自分の海底地形図が作れるまでは荒いですが等深線を表示できる旧魚探を並行して
   使うことにしました。(金銭的余裕が出来たらNEWPECも購入したいな~っと)


 ③未だ研究中ですが、おそらく輸入品そのままではQZSSに対応していないような感じ・・・
   答が出る前にQUAD SATを購入して付けてしまったので良く分からないままですが・・・、
   QUAD SATを接続すると受信衛星数が増えるが本体のファームウェア上でQZSSを受信して
   いるかの判断は未だ良く分かっていません。
   
   ですが、狭い水路を走った時や小さい漁礁にマークを打って再び上を通っときドンピシャで
   座標が出ていたのでサブメーター級の測位は出来ているような気がします。  

 ④故障したとき基本日本の代理店ではサービスを受けられない。

   その時はあきらめて新しいのをもう1台買いましょう!!

と、今のところ上記4点ぐらいでしょうか?

いちばん困るのが④の項目ですが、故障したらもう一台買っても値段は同じと考え割り切るか
面倒くさいけどUSAならサービスを受けられるのでもう一度往復の送料出して、送ってみるか
お金を出せば日本の代理店にお願いして日本版に改造してもらうことも可能で、そうすれば
国内代理店でサービスも受けられるとネットには書いて有りました。

いずれにせよ、故障した場合の話ですので、運次第ってとこですね。

このようにリスクもありますので、これから個人輸入しようと考えて居られる方はそのあたりも
熟考して判断してくださいね。

輸入品使用における詳しいエピソードは今後紹介するとして、今回は個人輸入すると実際に
どれくらいの費用が掛かるのかについて今回の例を紹介します。

今回チャートプロッタ本体と振動子を個人輸入した結果です。
イメージ 1


















※文字が小さいので拡大して観て下さい。

思っていたより諸費用が少なく済み、税込みで計算した場合、総ての経費を含めても国内購入
より¥200,000以上お買い得ということになりました。 大きいですよね~

なぜこんなに差が有るのでしょう?まあ、この件についてのコメントは差し控えますので皆さん
でご想像下さい。

海外製品を輸入すると余分に掛かる費用は運送費と関税ですが、運送費は上表の通り本体と
振動子の2回の運送に分かれてしまい、DHLの航空便を使ったにも関わらず予想していた
額より少額でした。(国内輸送費用も含んでます)

また、関税も「釣具」に分類されると3.2%(USAからの輸入の場合)掛かると予想していたの
ですが、どうも電子機器として通過したらしく輸入関税は掛かりませんでした。

あとは消費税になりますが、これは本体+関税額の6割の価格に対し8%掛かるとのこと
ですが、端数切捨てとか税務は2カ月前の為替レートで計算してるとのことで計算が合い
ませんが、まあ日本で買うより負担は少なく済みます。

あと、これは予想外だったのですが、DHL等の国際宅急便は税関での関税や消費税を
立替払いしてくれて配達の際徴収されるのですが、この時その税額プラス立替納税手数料
なるものを同時に徴収されます。(輸送費は購入時支払いましたが税は別払いになります)

この手数料が1件につき¥1,000か立て替え額の2%か、どちらか高い方を徴収されます
ので、2件になれば倍取られることになります。(私の場合は2件で¥2,000取られました)

購入時に先方の販売店から送料は変わらないので2件の分納になっても問題ありませんと
いうことで了解して別送してもらったのですが、インボイス毎にこの手数料が増えるようなので
なるべく1件にまとめてもらった方がお得なようです

ということで、今回はGPSMAP7408xsv本体とGT51M-TM振動子を個人輸入した場合の
コスト比較について書きましたが、これからやってみようという方はリスクについても熟考の上
チャレンジ下さい。