ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

GARMIN社製チャートプロッタ購入動機

今回GARMINの魚探を購入しましたが、このメーカーバス釣りではロランスと共に
人気メーカーですが、ネットを検索しても海でのルアーフィッシングに使用している
記事は少なく、これから魚探を購入しようと考えてる方のお役に立てればと思い
釣行記録とは書庫を分けて紹介していきたいと思います。


先ず初回はGARMIN製魚探の購入動機

新しい魚探がほしいと考え出したのは去年(2017年)の冬ごろ、私の釣りは流し釣り
なのであまりピンポイントに拘らず、魚探の使い方としては今まで実績のあったポイント
の潮上に船を入れることぐらいで魚を探して釣るという使い方はしていませんでした。
ところが、最近のデジタル魚探を導入してるボート仲間からベイトや魚群に当ててそれ
なりの釣果を出してることを知りうらやましくなったのが事の始まりです。

今までは私の様なアバウトな使い方でも釣果を出せたのですが、ここ最近めっきり
釣果が落ちて来て、勘と過去の実績だけでは解決できないか・・・と思うようになった
次第です。

第一、魚群探知機というのが正式名称なのにその目的で使ってない方がおかしいの
かもしれませんが、今まで使ってた魚探は細かい魚影が映らなかったことも原因かと・・・

で、年が変わって2018年、年初から色々情報集めてホンデックスが良いか、フルノが
良いかって色々調査してたのですが、色々調べてるうちに2019年からDGPSの基地局
停波するとの情報に出くわしました。

私のアナログ魚探の唯一良いところがDGPS対応だったのですが、それすらダメになる
とのこと、じゃあその代わりに海の上で誤差を最小に抑えられる方法というのを探っていた
ところ2018年からスタートするQZSSという日本版GPSを利用すればDGPS以上の
精度が出せることを知りました。

どうせ新しいのを買うならこれに対応したモデルが欲しいと早速国内メーカーに確認した
ところ、ホンデックスさんは外部アンテナでの対応を考えてはいるが時期は不明、フルノ
さんに至ってはいまのところ予定は有りませんと・・・

それで、じゃあどこの魚探なら対応してるの?って調べた結果が、GPS機器大手の米国
GARMIN社でした。

GARAMIN社は仕事の関係で少し知ってましたが、ハンディGPSやドラレコ等がメインと
思っていたところチャートプロッタにもすごく力を入れていること初めて知った次第です。

その後調べが進むにつれて「国産メーカーの魚探より進んでいるんじゃないか?」って
思うようになり、最後はもうGARMINしかないということになりました。

取りあえず購入したのは次の3つです。

 ・チャートプロッタ本体              

: GPSMAP7408xsv(個人輸入
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 ・振動子                       

 : GT51M-TM(個人輸入
イメージ 2



















  ・ヘッディングセンサー内蔵GPSアンテナ  :

     QUAD SAT(国内購入)
イメージ 3




















以下、GARMINに決めた具体的理由です。


 【GARMINを選んだ主な理由】

  ①DGPS停波に伴い、それに代わる位置精度の高いプロッターがほしかった。
    ⇒国内メーカーは対応がはっきりしてないがGARMINはみちびき(QZSS)対応済と明言
   
  ②魚探機能で色々調べて行くうちにCHARP方式がほしくなった。
    国内メーカーも出し始めたが未だ中途半端で遅れている。

  ③使い切れないぐらいの多機能、中でもWiFiでスマホタブレットで遠隔操作ができる点。
    船の上何処にいても現状を見たり操作ができる。(上位機種のみ)探見丸より進んでる。
  ④電源ボタン以外総てタッチパネル操作、スマホタブレットの様に直感で使える。
  
  ⑤ものすごく切り替えが早い(機種による?)、任意にマルチ画面設定が出来る。

  ⑤IPX7の防水性能
    私の船はオープンデッキなので必須

  ⑥PC同様ネットからファームウェアをダウンロードしてどんどん進化できる。
    このメーカーは他の端末のアプリ含め、より良い物にしようと考えているが、国内メーカー
    は売ったら終わり的な印象を受ける。
   
  ⑦魚探に映った魚群の位置にマークを打てる(過去に戻れる)←これ、すごい。
    今のデジタル魚探ではあたりまえ??
  
  ⑧拡張性の高さ(レーダーやオートパイロット・風速計・ソナー等も組み込める)

  ⑨Quick Draw Contours機能で詳細な海底地形図を作れる。
    これだけで走っていて面白い。


ということで、PC好きの私としてはGARMINしかないとなりましたが、沢山ある機種の
中から最上位機種に近いGPSMAP7408xsvを選定した理由というのは

   
 【普及版のECHOMAP PLUSと比較した内容】

  ①ECHOMAPは魚探出力が500Wで1入力、GPSMAPは1KWで2入力

  ②ECHOMAPはスマホタブレットから遠隔操作できない。

  ③画面解像度の違い

  ④将来的な拡張性の違い

  ※但し国内購入に限って言えば値段の差ほどの魅力は無い。


【振動子にGT51M-TMを選択した理由】

  ①通常魚探時もCHARP発信するモデルであったこと。
  
  ②周波数帯と出力が私のよく入る水深向けであること(50m~110m)
  
  ③通常魚探、クリアビュー、サイドビューが使えること。
    
  ※通常魚探機能にCHARPを選択すると値段が高くなるみたい?


【ヘッディングセンサー内蔵QZSS対応アンテナ(QUAD SAT)を追加購入した理由】

  ①魚探本体内蔵のGPSを使うとトランサムマウントした振動子と距離が
    あるためQuick Draw Contoursで作った海底地形図に誤差が生じる
    ので、なるべく振動子に近いところに設置するのが良いとのこと・・・
    そこまで精度が必要か?少し疑問が残るがどうせなら追求したい。

  ②以前から電子コンパスがほしいと思っていた。
    (停船した状態で海上がガスると方向が分からなくなるのと、いつか夜間
    釣行に出てみたいとの願望あり)

  ③GPSの描くラインとヘッディングセンサーのラインの角度で潮の動きが
   読みやすくなると考えた。
   (導入した人のコメントはみな導入して良かったとある・・・)

  ④本体内蔵のアンテナではどうもQZSSに対応してない模様・・・
    本体のファームウエアの問題か?GPS基板のハードウエアの問題かは不明
    (QZSS対応できないと購入動機が本末転倒、これについては後日詳しく説明したい
    と思います)


ということで、上記3つのアイテムの機種選定をした次第です。

次回はなぜ個人輸入したのか?(どれくらい値段の差が有るのか?)と輸入方法など紹介
しようかと思います。