こんな日に出てもね~
9月7日(土)
この日は台風15号の接近で天気も不安定だし波は高いしで止めておこうかとも思った
のですが、どうせ台風の養生で船着き場まで行かないといけなかったので、ちょっと
出てみて過酷そうなら戻って来るつもりで出たのですが、沖へ出てみると何とか頑張れ
そうな感じで、結局いつもぐらいの時間浮いしまいました。
他にはプレジャーボートはおろか漁船もほとんど出てない状況でちょっと寂しい中
自分なりに頑張りましたが、うねりのせいか底物絶不調で、またまたシイラと遊んで
帰って来ました。
シイラはいくらでも釣れた感じですが、処理できないので3匹でSTOP、他は浅い
ところをメタルで探ってツバス2匹と小さいホウキハタ1匹でチ~ンンン・・・、
この日はラバーにはほとんど反応有りませんでした。
船着き場に帰ってから念のため台風15号の進路を確認すると、あれれ?進路が東に
振れて三重県は強風圏からも外れてるし・・・
で、結局台風の養生が目的だったのに必要がなくなったので何もせずに帰ってきて
しまいました・・。
まあ、家で腐ってるより海に出れただけ良かったってことで・・・。
【別件】
先先週ぐらいからどうもエンジン始動時の調子がおかしくなりました。
朝は機嫌良いのですが、昼前ぐらいからスタートキーを回した時にピーピーピーと
警告音が3回鳴ってセルモーターがうんともすんとも動かなくなります。
私の船は105Aのディープサイクルバッテリーをアクセサリー用と始動用の2個積んで
るのですが、切替SWでBOTHを選んで2個のバッテリーを並列に繋ぐと何事もなかった
かのように一発始動します。
印象としては始動用のバッテリーが何か急に電圧降下してるような感じですが、バッ
テリーのインジケーターを見ても緑色の良好を示しています。
冬でもないし、ましてや朝は元気で走り回って満充電されてるはずの昼ぐらいから
おかしいって、ちょっと???
魚探にでる電圧もエンジン起動中は13Vを超えてるし・・
上記症状より、ひょっとするとバッテリーターミナルとエンジンまでの配線がどこか
で接触不良を起こしていて大きな電流が流れた時だけ電圧降下を起こしてるのでは
ないかと推測・・・、ターミナルには緑青も浮いてるし・・・
そこで先週釣りを終えた後始動用バッテリーを持ち帰り、先ずはチャージャーで
バッテリーの充電状態をチェック、するとやっぱり100%を示していてまったく
問題有りませんでした。
それでもディープサイクルなので専用の充電器で満充電まで充電した後、ターミナル
とターミナル周りの銅の接続端子の緑青を徹底的に洗浄してサンドペーパーで地金が
出て来るまで研磨して再接続、この日ボートに戻して様子見たのですがこの日はまっ
たく問題無く終日動いてくれました。
おそらく推測通り緑青のせいで接触抵抗が増えて電流が流れなかったせいだと思う
のですが・・・
誰かに手伝ってもらってセルモーターを回した時のエンジン側の電圧をテスターで
観察してたらもっと簡単に分かるとは思いますが、基本一人なので両方の作業を同時
には出来ません。(手が届かないので・・・)
まあ、でも一応感覚的には直ったような気がしますが、もう少し様子を見ることに
します。
今回のことでフル充電されたバッテリーでも端子腐食が発生するとセルが回らなく
なるということを学習しましたが、自動車ではなかなか考えれられないことです
けど、海はやっぱ違いますね、緑青恐るべしです。
余談になりますが、この症状、しばらく走った沖に浮いてる時に出たのですが、
シングルエンジンだとこういうエンジンの不調が恐ろしいですが、補機が付いてる
とこんな時でも冷静で居られますね。
今回は直ぐにメインエンジンが始動出来て事なきを得ましたが、電気系統がダメに
なっても補機の方はスターターロープで始動できますからね。
高い投資ですが、マイボートの方は補機は付けておくべきだと思います。
ああ、あと私の様に魚探点けっぱなしでエンジンを止めて流す釣りをする人はバッテ
リー2個とアイソレーターも必須だと思います。
それと、アイソレーターはキャンピングカーに積むような華奢なものは海では直ぐに
故障するのでダメダメです。
私も安さにつられて2回付けましたが2回とも1年もしないうちに壊れました。
今付けてるのはBEP社のDVSRという製品ですが、これは電子回路部分が樹脂でモー
ルドされてるので塩害や振動に強いようでもう7~8年使ってますが良好に動いて
くれてます、それほど高くないし これはお勧めですよ。