ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

サバに救われました・・・

4月25日(土)

 

この時期あまり賑やかになるのを避けたいのでなるべく一人で出ようと思って

るのですが、この日はずいぶん前からお願いされてたゲストさん1名乗船での

釣行です。

天気予報では午前中は北西風3m~4mで午後になると南風に変わり9mぐらい

吹くかも知れないとのこと。私のフィールドは南風が強くなると釣りにならなく

なるので午前中が勝負と何時もにもまして早起きして5時出船となりました。

 

先々週と先週は贄湾口の65mぐらいの水深でまあまあの釣果が有ったので、

時間が少ないことも有りこの日もいきなりそのポイントに入って魚探で海底の様子

を見てみると、なんと先週までビッシリ映っていたベイトがパラパラしか映り

ません。


どうもこの一週間の間で環境が変わっちゃったようでベイトが散っちゃったみたい

です。

それでも直近でここより良い場所を思いつかないので2人でメタルとラバーを持ち

替えながら9時ぐらいまで頑張ったのですが・・・ま~ったく・・・


「これはちょっとやばいかな・・・」 そういえば最近忙しそうに行き来している

定置網の回収船も見かけないところをみると魚入って無いのかも・・・と徐々に

不安になって来ました。

午後からの南風を考えるとこれ以上の時間の浪費は出来ないので、9時ぐらいから

心当たりのあるポイントを回り出したのですが、根魚をポツポツ拾える程度で

60m~80mぐらいの水深ではまったく活性を感じられません。

万策尽きたので最後の引き出し、ダメ元でDEEPに最後の望みを託すこと

しました。

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2月に活性の高かった水深115mのポイントへ入って第一投、ラバーで着底を

待ってると中層でフォールが止まってピクピクと竿先に反応「とりゃー」と合わせ

入れるとヒット~しましたが、それほど大きないしプルプル伝わるこの懐かしい

反応は・・?


そうです、久しぶりに顔見ましたサバです。

で、船にぬき上げてから魚探に目をやると大きなベイトボールが真下に映ってます。

「おお~、サバが居るみたいね~」と釣りあげたサバをまさしくサバ折りしてバケツ

へ放り込んで群れが行っちゃう前に次の一投~、でまたヒット~を繰り返し しばし

バフィーバーを楽しみました。

その後もベイトボールが映らなくても時々サバやウッカリカサゴがヒットしてくるの

ですが、その中の何回かはどうもマダイらしきアタリが混じります。


「マダイのようなアタリがあるんだけどね~、お触りするだけ・・・」とゲストに

話しながら何度か打ち直してるとやっと針に掛かりました~

想像通りやっぱりマダイでした、先週は65mで食って来て、てっきり浅いところ

に移動してるんだと思ってたら今回は115mと良く分かりませんね~相変わらず・・・

その後マダイのスイッチが入ったかもと人間も活性上がりましたが、同時刻に予報

通り南風が強くなり出してDEEPでは釣りにならなくなり、後ろ髪引かれなからも

浅場へ移動。


ですが、浅場でも直ぐに海が洗濯機状態になって来たので「こりゃダメだわ」っと

結局13時に沖上がりとなりました。

この日、朝のダメダメでどうなることかと思いましたが、終わってみれば特筆サイズ

は無いもののそれなりの釣果は有りました。


特にサバが入りだしたのは好材料ですね、ちょっと細いですが・・・退屈しないで

済みますし、サバと遊んでると違う魚も食いますしね。

次回も居てくれると良いのですが・・・