ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

三面記事を飾るところでした・・・

5月31日(日)

 

先週も出てたんですが、なかなか記事を書く暇がなくて1週間持ち越しになりました。

今週の話から先にすると、土曜日は仕事で雨の日曜に出ることにしたのですが、

天気予報では朝早い時間はしっかりした雨が降り、昼前ぐらいからポツポツの小雨

になるとのこと、季節的には雨に打たれてもなんとかなる暖かさなのでカッパと

着替えを準備していつもと同じ時間に出たのですが・・・

 

最近は少しポイントを変えて見栄島沖を中心に探ってるのですが、この日は朝一

からまったく反応が有りません。

出た時は小雨だった雨も6時ぐらいからは本格的に降り出して岸も霞むように

なってきました。それでも何とか1匹でも釣ろうと夢中でやってたのですが、

8時半ぐらいだったか?大雨の中ふと後ろを振り返るとすぐ後ろに大型船が・・ 

それもまっすぐこちらに向かって走って来ます だいたい100mぐらいで

しょうか・・?  既に高い舳先しか見えずブリッジは見通ません。

「ということは、向こうは私のボートの存在に全く気付いてない‥‥( ゚Д゚) 

 これはヤバい!!轢かれる!!・・・」そんな思いが頭をよぎります。

急ぎ手に持っている竿を巻取りも出来ずトローリングホルダーに突っ込んで大慌て

でエンジンを掛けて走り出したのですが「あれ?何?前へすすまない・・・??」

「ああ~!!、シーアンカー引いてた( ゚Д゚)」

私は風のある日はいつも船尾からシーアンカーを曳いてるのですが、気が動転してて

すっかり忘れてました~ で、状況はさらにヤバいことに!!

ちらっと大型船に目をやるともう青い壁状態「なんかアクション映画の1シーンみた

い・・・」と、他人事のようなことを考えてる自分も居たりして・・・

当然ロープを回収してる暇はないので魚を〆るのにロッドホルダーに刺してあった

ナイフでロープをカット~ スターンの両側からY字型にロープを取ってたので2本

切ったのですが、最近刃物研ぎが趣味になってるおかげで2本ともスパッと切れて

くれてドタバタ運転席に戻りアクセル全開!!

 

  間一髪でした・・・

 

ほんとやばかった・・・、あと30秒対応が遅れたら轢かれてたと思います。という

ことは船の接近に気付くのが30秒遅れててもお陀仏だったってことです。

考え方によってはラッキーだったのかな・・・ どうやら未だ悪運は尽きて無かった

ようです・・ハハ

その後はボートを相手のブリッジが見えるところまで移動してホーンが無いので

中指を立てて抗議したのですが、見えてたのかどうか?まったく何事もなかったか

のように走り去っていきます。

相手の船のブリッジ後方には大きく「石灰石」と書いて有ったので石灰石運搬船

でおそらく南島コンクリートに収める石灰石を運んでたんだと思います。

船尾には「※※丸」と書いて有ったのですが雨のせいでちゃんと読み取れません、

追いかけて写真撮って後で抗議したやろうかとも思ったのですが、船の場合はもし

停船してて衝突されても衝突された側にも周囲の見張りと衝突回避義務を怠ったと

いうことで罪を問われます。

 

まあ、確かに釣りに夢中になってて周りを見ていなかったのですが、普段なら船が

近づいて来るとエンジン音で分かるのですが、この日は海面を叩く雨音でまったく

気付けなかったのでこちらにも非が有るのではと・・

ちょっともやもやしますが諦めました。

 

ということで、命と船が無事だっただけ良かったとして、ここは少し冷静になって

ロープカットして漂流しているシーアンカーの回収を優先させることとしました。

幸い浮力の高いブイ(4ℓエンジンオイルの空き容器)をフロートとして結んである

ので相手の船のペラに巻き込まれていなければ無事なはずです、船が通り過ぎた後

少し探したら直ぐに見つかり無事を確認、被害としてはカットして使えなくなった

ロープだけで済みました。

 

今回の教訓ですが、「雨の日のボートは危ない!!」です。 視界が良くないのは

想定内ですが、音が聞こえにくいということがとっても危険で有ることを認識した

次第です、激しい雨の日は出ないに越したことは有りませんが、もし出るなら普段

にもまして周囲に目を配ること!そして、あまり大型船が出入りするような場所で

釣りをするのは避けた方が良いこと!

ああ、あとアンカーにしろシーアンカーにしろ曳き物してる時はロープを一発で切る

ことができる刃物を定位置化して常備しておくことも大事ですね。

 

それにしても、相手の方はあれほどの大きな船ですから、レーダーを積んでない訳が

なく、視界が悪くてもレーダーが正常であれば何かしらのアラームが発報していた

と思うのですが・・・ ましてや湾口で船の行き来も多い場所ですし・・・よもや

自動操舵にして寝てたとか・・・?

 

さて、話は釣りに戻りますが、この日はまったくダメダメで10時ぐらいまでアタリ

無し・・・、SWが入って無いのかポイントを間違えたか・・・

で、見栄島沖で10時半ぐらいまで粘ったのですが状況変わらず、方座の方へ少し

回って最終的に阿曽の沖へ、もう昼前でしたが、ようやくここへ来てアタリが出

始めたのですが、上手くフッキング出来ず空振りばかり・・・

結局アタリが停まった13時ぐらいまでで掛けられたのはこんだけでした・・・

 

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命に掛けた釣行だったのに寂しい限り・・・ でも、まあアタリの取れるポイント

見つけたので次回期待といいうことで。

 

ああ、そうそうちなみに先週の釣果はこんな感じでした。

 

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同じポイントでも先週はまあまあだったのですがね・・・