フグ対策は成功か・・
９月１３日（日）
実は先週の日曜日、雨模様にも係らず出たのですが、カリッと君（サバフグ）の猛攻でＰＥを３回やられ
て（内１回は鯛のリフト中・・・）、おまけに雨だけでなく南風が強くなり海も荒れ始めたので釣りにならない
と判断して早々に退散した次第です。
おかげでメインロッドのPEは半分ほどになってしまって、またまた買い替えることに・・・
毎年年に１回か２回ぐらいＰＥやられますが、今年のフグの多さは異常です、仲間内では釣具屋と近大
が結託して近大マグロならぬ近大サバフグを大量に養殖して放流してるんじゃないかってもっぱらの
噂です。(；ﾟДﾟ)
で、サバフグに何処かへ行けって言っても言うことを聞くわけも無く、こちらで対策してみました。
以前にも少し触れたＰＥラインの単色化です。私がいつも使ってるのは１．２号の×８-５色ですが、
これをイエロー１色に変えてみました。おなじみのＤＵＥＬ HARDCOREってやつです。
今回はその効果を試すのが第１目的となったのですが、結果から先に言うと、今回の釣行だけで判断
する限り効果は有りそうです。
相変わらず見栄島沖には未だ大量にフグは居たのですが、今回ＰＥは無傷でした。
何故フグが大量に居るとの判断かというと、４匹も釣れたし、タイラバのスカートはかじられてすぐに
ボロボロ、その中で１回も切られなかったのは先週のことを思うと偶然ではないのではとの判断です。
また、今回なぜイエローにしたかというと、それしか選択肢が無かったからなんです。
何色の単色が一番良いのかは分かりません、１．２号の２００ｍ巻きで色々調べましたが、まったくと
言って良いぐらい選択肢が有りません。単色と謳いながら５ｍ置きにマーキングが入ってたり、１５０ｍ
巻きだったりとか、本当は白か黒の単色が良いような気がしますが・・・、タイラバがブームになってる
ようですし、同じ悩みを持ってる人もたくさんいると思います。
メーカーさんの方で２００ｍ巻きぐらいで対策品を作ったらきっと買ってくれる人多いと思いますが・・
さて、話は変わって釣果の方ですが
あんなに沢山いたベイトが魚探に映らなくなって、それと同じくして鯛の反応もなくなってしまいました。
最近日が短くなって水温が少し下がったので口を使わないのか？ベイトと一緒に移動したのか？
後者の可能性を調べるのに水深をあれこれ変えたり、久しぶりに方座の方も回ってみたのですが
鯛の反応はまったく、おまけにいつもなら必ず顔を出す根魚系もほとんと触りません。
これはまずいと方座を早々に切り上げ、もう一度可能性の残る見栄島沖で最後のチャレンジです。
これだけベイト反応が少ないんだからベイトが居ればそこに集中してるんじゃないかと、８５ｍライン
で魚探を見ながらウロウロ、やっと海底付近でベイト反応を発見！風に押される方向を見極めてから
風上に船を回して雫オレンジゴールド投入です。
２回目ぐらいの底取りの後、コツっと小さいアタリが・・、アタリに飢えていたので条件反射で鬼合わせ
入れると、おお～掛かりました、少し首を振った後ドラッグを出していきます。青物です。
先々週大きいのを取れなかった反省から先週からビミニツイスト＋正海ノット組んでますし、なんと
いってもＰＥが新品、結構強引に上げてきた魚体はビミョーな大きさでした・・。
ワラサというには小さいが、ハマチというには大きい、引きは強かったのでもう少し大きいかと思った
のですが・・（とりあえず小さなワラサということで・・）
その後、〆てる間にだいぶ流されたので、もう一度風上に戻って同じラインをトレース、するとまた
２投目ぐらいで、今度はゴツッという明確なアタリ！慌ててアワセたのですがこれが痛恨の空振り。
未だ追って来るかもとステディに巻き巻きを続けると、今度はフワッとしたアタリが・・、
「追ってきた！」 とここでもまた懲りずに鬼合わせ！今度はガッツリ掛かりました。
おお～鯛です。最近あまり感動の少ない鯛ですが、やっぱり顔を出してくれるとうれしいですね。
その後、同じ場所でもう一匹小さいワラサを釣ったところで丁度時間が正午となって、おかずも十分
納竿となりました。
夜明けから５時間、フグ以外の反応はほとんど無かったのですが、最後の１時間でなんとか絵に
なりました。
鯛はもう少し涼しくなったらまた荒食いする時期が来ると思いますが、それまでは少し渋いかも
知れませんね、でも今年は雫が有るので青物が楽しみです。
【追記】
今回鯛の最初のアタックで雫の目が片方取れて、ボディには噛み痕の小さな穴が点々と付いて
しまいました。鯛もボディを噛みに来てるってことですよね。
よくタイラバはスカートが大事でボディは適当で良いとの記事を見たりしますが、私はそうは思い
ません。魚を食べるようになる大きさの鯛はボディも見てると思います。
