ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

苦戦続きもなんとか・・・

11月7日(土)

先週に引き続き、この日も底物苦戦です。
見栄島沖で 6:30~9:30まで釣れたのはホウボウとチダイとサバフグだけ。
先週と同じように忘れたころにサバフグが現れて、タイラバのスカートをむしっていくし、おまけに 
この日は風が無くて広範囲に探れずアタリも少ないので見栄島に見切りをつけ青物狙いで方座へ
移動、久しぶりにまじめにジギング始めたんですが、ダメですね~、アタリが無いのも有りますが、
最近はジギング直ぐ飽きます。

時間は10:30 岸を見てたら小さいうねりが入ってて、磯にはそれなりのサラシが出てます。
11月だし、潮はまだ低いですが曇天ということもあり、出るかもしれないとボートを磯に寄せて、
サラシに裂波投入~!! 一発で出ました~、久しぶりの平です。
でもこれはフッキングが甘く、エラ洗いでばれてしましましたが、その後も連発で出て来ます。
釣っては磯から離れて〆て、又磯に寄せて釣ってを繰り返して、反応が無くなるまで小一時間で3匹
ゲットしました。(同じ量だけバラシましたが・・・)
型は大したことないですが、久しぶりの平で大満足。 美味しいんですよ~

で、そこそこ釣りに満足したので、この日の2番目の目的アンカーリフトの実験をしに再び沖へ

実はこの週末にお客さんを乗せてエサ釣りの予定が入ってて、普段エサ釣りをしない私は、アンカー
は一応積んでますが、ロープは30mぐらいしか繋いでいません。
この10年ぐらいでアンカーを入れたのはエンジンが故障して漂流した時ぐらいですので・・・

まあ、でも家族も大きい魚ばかりじゃなくて、アジとかイサキとか食べたいと申しておりますし、
お客さんの時やルアーがダメな時はエサ釣りも有りかと、この機にロープを200m購入した次第です。
当然私の船にはウインドラス等の巻き上げ装備は無く深場でアンカリングしたら、そのままでは死の
労働が待ってますので、ロープと同時にアンカーリフトなる道具も一緒に買いました。

普通のボート釣りの人は常識レベルだと思いますが、船の走る力を利用してアンカーを水面まで
引き上げてしまうという優れものです。
でも、使ったことないまま本番を迎えるのもどうかと思って、この日実験したかった次第です。

前置き長くなりましたが、90mラインまで船を走らせアンカーリフトに向きを間違えないようにロープ
を通しアンカー投入、150mぐらいロープを出して風で船が押されロープが張るのを待ってから
ロープをスターンのクリートに結んで、ペラに巻かないように5ノットぐらいで船を走らせると、
アンカーリフトのブイがどんどん船から離れて行きます。
アンカーロープはアンカーリフトの中を通っているので船からアンカーリフトが離れた分だけ、アンカー
が引き上げられているということになります。
最後にアンカーがリフトまで上げられると、それ以上ロープが引けないので、アンカーリフトが船に
曳かれて水しぶきがたちます。これが引き上げ完了の目安となり船を止めてロープを手繰る作業と
なります。
「おお~」大成功です。上げたアンカーがまた落ちて行かないようにするストッパーも機能しており
ました。
でも、アンカーの負荷がなくても150m出したロープを手繰るだけでも結構大変な作業で、実験は
1回で終了となりました。 大成功 めでたし めでたしでした。

実験が終了した時点で時間はもう12:30 帰港しようと走ってる途中、82mラインで潮目が何本
か集まって海面がザワザワしてる場所を見つけたので、ちょっと止まって雫を投入してみたら、なんと
一投目のフォール途中で何やらヒット!!
ドラッグを結構出していくので、今度こそ青物と思ったのですが、途中から鯛と気付きちょっとガッカリ。
ですが、久しぶりの70ミドルでしたので棚ぼたですし神に感謝して帰港となりました。
イメージ 1




















底物 + 青物狙いとしては決して良い日ではなかったのですが、最終クーラーの中は賑やかになりました。
イメージ 2




















こういう日は引き出しを沢山持ってると役に立ちますね。

次の週末はエサ釣りの引き出し追加してきます。