リベンジは成功しましたが・・・

４月１０日（日）

実は９日の土曜日も出たのですが、ポイントを見つけることが出来ず、連子鯛３枚とイトヨリダイ

１匹という悲惨な結果になりました。

肩を落として船着き場に帰ってくると、先に帰ってたボート仲間から「今日は田曽沖の水深９０ｍ

前後で真鯛爆釣だった」との聞かなければ良かった情報入手、今日はみんな釣れてない日だと

自分を納得させようとしてたのですが・・・

探ってた水深と全然違うし・・・、で、この日の結果に納得が行かなくなり連日の出船決定です。

そして、帰宅後「どうせ昼までは行動しないでしょ？お昼前には切り上げて帰ってくる」からと無理やり

家族を納得させてリベンジへ出た次第です。

さて、釣行の方ですが、最初は土曜日にアタリが多く出たため粘ってしまい結果的にそれが敗因と

なってしまった場所で犯人探しをしたのですが、この日はさっぱり反応無し。
早々に切り上げて情報をもらった田曽沖へ移動することに、現着してみるとボートやら遊漁船やら

もう沢山入ってて場所は探さなくても直ぐに分かる状態。

もともとそういった船の沢山いる場所で釣るのが苦手なのですが、時間の制約も有ることですし、

取りあえずお土産確保と情報通り鯛が群れて居るのか確認のため北東の風が吹いてたので

８５ｍ付近から南西の深くなる方向へ流されながらヒットゾーンを探ろうと一流し目、８８ｍで早速

ヒットです、上がってきたのは５０を少し超えるくらいのお刺身サイズ、サイズは小さいですが

さすがに情報通り入れ食いか？！と思いきや・・・なんと、その後はさっぱり・・

私だけかと周りの船を観察してましたが、あまり上げてる様な様子はなく、１隻１隻散らばり始め

ました・・・

よくある話ですが、時すでに遅し・・ですかね、時間も既に１０：００、私のカラータイマーも点滅始める

頃合いなのでこの場所に見切りを付けて最後の勝負を掛けに移動決定です。

ですが、移動とは言っても昨日の今日で手掛かりがないので今までの経験頼りです。
幸いこの日は風が穏やかで海面に潮目がはっきり確認できます、阿曽方向へ戻る道程で過去実績が

有って、この潮目が複雑に入り組んでる場所かつ水深が７５ｍ以深で的を絞ってボートを止めて雫を

打ち込んで行きます。

で、二つ目の適合ポイント発見、ちょうど塩釜沖７６ｍで海面が良さげな模様してます。２投目ぐらい

でしたかフォールの際、着底寸前にもそっと反応、「んっ？」って感じでそのまま着底即巻きすると

「ゴン！」と強いアタリです、いつものように「とりゃ～！！」と鬼合わせを入れると掛かりました～、
ちょっと良いサイズみたいです(^^)/

ソルティストエクストリームを満月にして上がってきたのは７０ちょっとぐらいでしょうか、これで無理

して連チャンした甲斐がありました。もやもや解消です！！
直近の傾向でアタリ出すと連続して掛かることが多いのでこいつをさっさと絞めて、次投入すると

また直ぐアタリです。
ですが、サイズは小さく、その後もキジハタの小さいのや連子やらがパタパタっと、で、気が付くと

時間は１１：３０、なんとか絵になったかと家族との約束を守るべく最後の一流しと決めて船を戻して

流し始めること３投目ぐらいだったか、また底切りして直ぐに「コツッ」と小さな当たり、これも「とりゃ～」

で　しっかり掛けました～、　が、　あれ？リフトが出来ません・・

ひょっとして大きい・・？と思った瞬間、えらい勢いでドラッグが出だしました。

　「出た！！」です。

土曜日の船着き場でのボート仲間との雑談の中で最近定置にブリが沢山入ってるって話で、「そういえば

去年も今頃にブリが掛かったね～」って話してたのを思い出しました。

この時のために私はいつもＰＥ１．２号を巻いているのですが、半分冗談が現実になりました。
もちろん嬉しいんですが、今までの経験上、これで家族との約束が守れないことは確定となり、ちょっと

複雑・・

で、帰ってからの言い訳を考えつつ、やりとり開始です。

去年の秋、大型の青物にＰＥのリーダー結束部を切られてからタイラバ仕掛けでもダブルラインを組んで

ますのでそのあたりは心配してませんが、２５ｌｂリーダーに傷が入ってたような・・・とか、去年ワラササイズ

なので無理なやりとりをして針を曲げた記憶がよみがえったりしてドラグを絞めたい気持ちを「ここで短気を

起こしたら負け」と自分に言い聞かせて５０分近い持久戦の末ようやく浮かせました。

長さは９０は無いと思いますが、良く太ってて美味しそうです。また、ソルティストで掛けちゃったせいも

ありますが、私の最長ファイト時間更新です。

また、上げてきたときには針は１本しか掛かっていなかったにも係らず、曲がりもなく無傷でした、そこで

推測ですが、去年針が曲がったのはフトコロまで刺さらず先だけ刺さった針がトルクに負けて曲がった

ためでフトコロまでしっかり刺さってたら曲がらないんだという確信です。

これで今後はもう少しドラグを締めれるかな・・？

その後、これを絞めて、クーラーボックスへ納めて時間を見るとちょうど１３：００、この日はこの時間帯が

干潮で潮も低いので船からの荷揚げに時間がかかります。（２度の着岸が必要）

潮が下がりきるまでに帰港したかったのですが、これで輪をかけて帰宅が遅くなりました。

もちろん、帰宅後は、私の意志ではなく魚が悪いという大人気ない言い訳に終始したことは説明する

までもありません。

ＰＳ，
この日はブリと鯛のダブルしゃぶしゃぶにしたのですが、スープは昆布とカツオで取って、白ネギを沢山

入れて魚と一緒に口に入れると美味しいと聞き実践しました。

ブリにも大きな白子が入ってたので、これも投入して食べたのですが、これは久しぶりにヒットでした。
最近魚料理に飽きてましたが、この食べ方は美味しかったです。