今季２匹目
５月８日（日）
この日は取引先のお客さんと約束してたので、ＧＷの釣果からあまり成果は期待できない状況
でしたが行ってきました。
前日の天気予報では天気は良いが北西風が結構吹くとのこと、最近アタリが出る水深が深いのに
ボートが流れるのが早い、おまけに小さいボートに４人・・・、釣りになるのでしょうか？天気予報が
良い方向にハズれること期待で船着き場へ向かいました。
お客さんの都合で７時のまったり出船に合わせ６時２０分に船着き場へ到着、強風とまでは行き
ませんが、すぐには収まりそうにない腰のある風が吹いてます。
天気予報当たっちゃいましたよ・・、さて、どうしますか・・・と考えがまとまらないままお客さんも到着し
取りあえず阿曽湾へ出てみるといつもは沖にいるはずのボート仲間の船が浅いところに浮いてる
のを発見、「？？？」不思議に思って近づいて様子を聞いてみると「湾の中にベイトが沢山入ってて
それを捕食しにマダイが浅いところに入ってる、大きくはないがもう４枚上げた」とのこと。
！！やった～問題解決です！！湾内なら水深は２５ｍ～５０ｍ程度でこの風でもパラシュートを
引っ張れば十分釣りになります。
と、喜んだのもつかの間、二流し流したのですが、釣れるのはエソと何故かお客さんのタイラバに
カレイが食いついたぐらいで他は全く反応無し、お客さんもタイラバとリーダーとの間にサビキを付け
出したり、エサ針を付けてエビを付け出したり始めました。（タイラバはオモリと化しました(^^)/）
もともとルアーフィッシングをしたことが無い方々なので信じられないのでしょうね～
そこで、北西の風裏になって少し深くても釣りになるところでやってみようと考え塩釜沖の瀬脇へ
ボートを移動、根魚ｏｒタイを狙ってもらうことに、現着すると風はそれほどなくパラシュート引けは
十分底を取れるレベル、お客さんは相変わらずサビキ＆エサ釣りモードですが幸い連呼鯛の活性
が高くお客さんの仕掛けにも飽きない程度に食いついてきます。
真鯛ではありませんが、いちおう鯛、お客さんも喜んでくれてやれやれです。
ところが何度か流してるうちに風向きが北西から北東・東北東へ変わりこの場所も風が吹き込むように
なってきました。東寄りの風なのでもう私のフィールドに風裏は有りません、非常に底どりしにくい状況と
なってきましたが、お客さんも釣り方に慣れたのかなんとか魚を拾ってくれてます。
ですが、釣れるのは連子鯛ばかりで大きくても３０センチ止まり、何かインパクトのある魚をほしいところ
です、私の方はというとお客さんが私の風上に座っているので、お客さんの邪魔にならないところで雫を
回収してると１２０ｇを使っても底取りはせいぜい２回程度、なかなか反応が拾えません。
そんなときのある一投、底取りして直ぐにグッと重たくなるような反応、いつものように即合わせを入れると
掛かりました～、が、最初は暴れなかったので魚種をを特定できず、ひたすら重くジワジワと糸を出して
いくだけ・・・。
「鯛なら８０オーバーか・・・、それとも大きめのハタか青ものか・・・」とか考えているうちに簡単にリフト
出来るようになり「あれ？」とか拍子抜けで中層までリフトして来た時、突然我に返ったのかのように暴れ
出しました～、これで魚種確定、今季２本目のブリクラスの青物です。
魚種が分かったので、お客さんには申し訳ないけど全部仕掛けを回収してもらって本格的にやり取り開始と
なりました。
幸い雫の１２０ｇを使っていたので竿は予備竿の腰の強い紅牙ＸＨＢ－ＭＥＴＡＬでしたので２０分程度で
浮かせられました、お客さんも含め全員で「やった～！！」です。
私もようやくこれでお客さんのお土産が出来て肩の荷が下りました。
その後はますます風が強くなってきたのでもう少し釣りやすいところをと考え方座まで行ってみましたが
移動中に風が東南東の風に変わって、これがまったく逆効果となり釣りにならず、時間もすでに１３：３０、
最後に未だこの日顔を見てないマダイを釣らせてあげたいと考え思いついたのが朝流して釣れなかった
阿曽湾内で午後の地合いにうまく当たれば可能性があるのでは？でした。
帰路でもあることから急ぎ船を回して適当にベイト反応を見ながら一流し目、本日初めてのマダイは残念
ながらお客さんの仕掛けではなく私の雫でした。水深３３ｍの浅場フォールでのヒットです。
その後もう一流ししてホウボウを１匹追加で時間はちょうど１５：００クーラーの中も賑やかになったので
ここでストップフィッシング帰港となりました。
もう少し風が穏やかな日なら良かったのですが、この風の中の釣果としては合格点ではなかったで
しょうか？中盤にドラマもありましたし・・・（私が主人公ではイマイチですが・・・）
【追記】
最近釣れる水深が深いので苦労してますが、今ベイトに寄せられて湾内の浅いところにマダイが居る
ようです。地合いが合えば数釣れるかもしれません。
