ボートゲーム in 南伊勢

伊勢志摩国立公園の南の端 南伊勢町は阿曽浦沖をメインフィールドとしたマイボートによるルアーフィッシングのブログです。

未だ生きてますよ~(^^)/

2月26日(日)

ご無沙汰しておりました。
手術の方は上手くいって、退院後2週間ほどはおとなしくしてて術後の経過も問題無かったのですが、
その後の週末は海況の悪い日が続いたのと、ようやく出れそうな日は別件が入ったりして約2か月ぶり
のUPとなりました。

まあ、オフシーズンなのでそれほどイライラもしなかったのですが、この機に船検を済ませ、ついでに
1年ぶりに上架して船体リフレッシュを行いました。
いつもは自分でメンテするのですが、今回は諸事情により造船所にお任せしたのでこの日は船を引き
取るついでに久しぶりに出てみることにした次第です。

先ずはいつもの船着き場に朝5時に到着、釣り道具やクーラーを下ろして、車で10分ほど離れた造船所
へ向かいます。現着後今度は造船所に車を乗り捨て予め海に下ろしておいてくれるよう頼んであった船に
乗り込んで、今度は船で船着き場まで戻ります。

※なんで船着き場で荷物を下ろしたかというと、造船所で船を繋いでる場所は間に2艘ほど別の船を
  抱いている上、車の駐車場からだいぶ離れているので、ここで釣道具や重いクーラーを運ぶという
  選択肢は有りませんでした。

さて、未だ夜明け前、この日の天気は良いのですが、あいにくの新月で周りは真っ暗、この状況下 筏だらけ
の阿曽湾内を移動するのは少し勇気が要ります。
それを覚悟でサーチライトも用意して出たのですが無風+冷気のせいで海面から立ち上がる湯気で遠くまで
光が届かないことまでは予測していませんでした。
こういう時は頭を使うしかないですね、幸い私の船はDGPSを積んでいるので、障害物を避けるため地図
の倍率を最大に上げてこれを頼りに水路の真ん中をゆっくり移動することにしました。
文明の利器は偉大です、思ってたより時間が掛かりましたが無事船着き場まで到着、久しぶりのプチ冒険
は無事終了となりました。

えっ?じゃあなんで夜が明けてから移動しないのかって・・・
う~ん~、この日やりたいことを夕方帰宅時間から逆算するとこの時間になったという単純な理由です。

ところで、船着き場への移動中、何隻かの漁船と遭遇したのですが、彼らは航海灯しか点けていません、
この新月の夜明け前に彼らはどうやって障害物を確認しているのでしょう?

猫並みに夜目が効く・・? それとも感で走ってるのか・・?

まあ、いずれにせよプロフェッショナルですね。

あらっ、久しぶりのUPなので余談長くなりました、肝心の釣行の方ですが、船着き場で準備しているとき
昨日も出船してたボート仲間からの情報ですとアタリが出るのは水深110m~120mとのこと・・・
「私の知らない電動リールの世界」ですね~、またMAX120gしか持ってない私は風が強いとアウトです。

でも、魚の居ないところで釣っていても結果は見えてますので見栄島沖をさらっと確認した後昨年のこの
時期調子のよかった五ケ所湾口沖のDEEPへ移動することに
イメージ 1



















移動途中塩釜浜の沖を走っていると水深110m付近で鯛ラバをやってる船を2隻ほど発見。このあたりでも
反応があるのかな?ちょっと寄り道です。
西北西の風なので105mぐらいからスタートして東南東に流されながら120mぐらいまで様子を見る予定で
雫120gオレンジゴールド投入です。

風はそこそこ吹いてますがパラシュートでブレーキを掛けながらなんとか3回~4回ぐらい底取りできるレベル、でも水深が深いので手返しは非常に悪いし、回収する度 私の場合左手がくそだるい・・・
そんな中 少し流されて110mラインに差し掛かったところで待望のアタリです。
フッキングできましたが これは小っちゃい、上がってきたのは予想通りレンコダイ、これをクーラーに収めて
再投入すると今度はフォールでアタリです。
これはマダイでしたがこれも型は小さい、でも情報通りこのあたりの水深は活性があります、もう少し良い
サイズが来ないかと数頭目、今度もフォールで来ました。
これも上手くフッキング出来たのでサイズを竿に聞いてみると今度のは久々の良型のようです。やったー(^^)/

その後カサゴ系の魚を数匹釣ったのですが、活性が有ったのはこの時まで、その後はパタっとアタリが
止まってしまったうえ風が強くなって釣りづらくなってきたので当初の目的地であった五ケ所湾口沖へ移動
したのですが、ここも時すでに遅し状態でアタリ無し・・・

その後 あちらこちら転々と移動するも時間だけが過ぎていきます。

この日はお昼で上がる計画だったので、造船所に放置した車を引き取りにカミさんに正午に船着き場まで
迎えに来るよう頼んであったので釣りができるのは帰港時間を考えると11:30まで、ですが、あまりにも
尻つぼみな結果であと味悪いので雫のカラーを変えながら時間が過ぎても粘ってしまいました。

もう一つ、なんで粘ったかというと最後に投入した雫のカラーが、新色のクロアワビ貼りで、投入してから
何度かアタリが有ったのにミスフッキングばかりだったんです。
タイミングが会えば釣れるという確信が有ったのですが、立証できたのは11:45分でした。
小さかったですがやっとマダイ追加です、こいつを絞めてクーラーに沈めたのは11:55、ようやくもやもや
解消しフルスロットルで帰りましたが、15分遅刻でカミさんにゴメンナサイでした。

その後 車を回収してからカミさんは魚を持たせて先に帰して、私は船検済みシールを貼り替えたり、
古くなったもやいロープやパラシュートのロープを新しいものに交換したり、本来上架したときにやりた
かったことを一通り 16時まで1人遊びしてました。

釣果もこの時期としてはまあまあでしたし、ここのところ週末もインドアばかりでもやもやしてましたので
久しぶりに充実の1日でした。